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信州・南木曽の妻籠宿の藤乙旅館(ふじおと)に宿泊しました!の巻

2018/12/10
 
妻籠宿 藤乙旅館
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前橋在住のRikoです。息子が仙台在住となり、群馬・前橋を見直すきっかけとなりました。Rikoなりのファインダーを通して主に前橋東部の情報や地元のウォーキングコースを紹介しています。また、疑問に思ったことをリサーチしたり、旅のレポートもしています。よろしくお願いします。

こんにちは!Rikoです。

トリップアドバイザーで、常に上位の藤乙(ふじおと)旅館さんに宿泊してきました。

避暑と江戸の風情を感じながら、妻籠宿~馬籠宿までの中山道歩きが目的でした。

酷暑に見まわれ、計画倒れの珍道中になってしまいました。

藤乙さんは、駐日伊大使、中米大使が以前に宿泊されたり、多くの番組ロケが行われています。

外国人観光客にとても人気のある宿です。旅館の様子や思いがけない経験をご紹介します。

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藤乙旅館さんの入り口

妻籠宿 藤乙旅館

旅館の前には駐車場が7.8台程あります。

妻籠宿は、10時から4時までは車両通行止めなので車は入れません。

4時過ぎに第二駐車場まで、車を取りに行き、こちらの駐車場にとめました。

 

妻籠宿 藤乙旅館

入り口は、坂を下ったところにあります。

 

坂の左側も池と庭があります。玄関右にはサインがいっぱいです。

中庭の金魚は、元気で大きい口を開けて集まってきてかわいいです。

 

妻籠宿 藤乙

チェックイン午後4時半 フロントは、海外からのお客さんのお礼のメッセージでいっぱいです。ご主人、女将さん、スタッフの方が出迎えてくれました。

 

さわらの間に案内されました。階段の梁が低く背の高い人は、頭に注意ですね。

妻籠宿 藤乙

こちらが、2階の廊下です。多少、ウグイス張りになっています。自分が歩いているときは、気になりますが、部屋にいて廊下の音が大きいとうことはありませんでした。

 

部屋にいても近隣の声は聞こえてきます。こちらの声も聞こえてると思います。

通常の時間内は仕方ないと思います。大声で話していたり10時過ぎまで、おしゃべりということはなかったです。寝静まっていましたよ。

 

藤乙旅館 さわらの間

妻籠宿 藤乙

二階、角部屋のさわらの間(6畳)です。エアコン付きです。部屋が涼しくなっていたので、助かりました。

 

6畳というと狭さを感じますが、着いたときは、畳に横になって休めました。その時に、荷物を整理して物入の下段に入れました。

食事中に布団をしいてくれますが、布団2つでいっぱいです。寝るだけなので、問題はありませんが、スーツケースがあったりするとかなり狭くなると思います。

荷物が多いい場合は広い部屋の方がいいと思います。

外の緑が見えてきれいです。南側に物干し竿があってタオルがかけられます。襖には、ねじるタイプのカギがあります。

開け閉めが大変そうなので、特にカギはかけませんでした。

 

テーブルについているファイルの案内は、英語版もありとても親切なつくりです。電車、バスの時刻表から、資料館の割引の案内、馬籠宿⇔妻籠宿 完歩証明書や荷物運搬についての案内があります。

地元の観光スポットの案内もありますので、目を通されることをおススメします。

 

妻籠宿 藤乙

ウエルカムお菓子は、栗田の塩羊羹でした。木曽のおいしいお水と頂きました。

 

貴重品入れ、テレビ、お茶道具などがあります。フリーWi-Fiあり、浴衣、タオル、バスタオル、歯ブラシが、物入にセットされています。

コージさんは、背が高いので、浴衣を大きいものに変えてくれました。

 

藤乙旅館 ひのき風呂に入浴

お風呂は、2つあり、男女別になるが、家族風呂でもいいですよと言われました。

外国の方は、家族風呂という感じですが、うちは、早く汗を流したいコージさんが、先に行き、私は荷物の整理をしてから、入れ違いに入りました。

スリッパのありなしが、使用中の合図になっています。

1組ごとに、清掃をしてくれます。(浴室タオル、シャンプー、ボディソープあり)

 

私が入った方は、パンフレット見たら男湯でしたね。お風呂を出たところに、洗面所が2つありドライヤーも2つあります。

こちらで、髪の毛を乾かしました。時間も早いせいか、誰もいませんでした。

朝は8時まで、シャワーを使えます。

 

共同の洗面台・トイレ

トイレ・洗面台ともに設備は新しいです。今回は、早めの行動だったので、誰ともかち合うこともなくお風呂、トイレ、洗面所を使うことができました。

4時過ぎにチェックインしてすぐ入浴。朝は7時前には、朝の散歩に出かけていました。

 

藤乙旅館 夕食

妻籠宿 藤乙

夕食は、1階の食事処です。午後6時からでした。

お昼の時間帯は、こちらは食事処になります。

藤乙さんのホームページや、パンフレットでは、座卓で、案内されていますが、全席テーブルと椅子でした。さわらの間もテーブルと椅子になっていますね。

このようにすだれで、仕切られプライベート感のある感じになっています。

 

夕食は、こちらです。岩魚の塩焼から始まり、郷土料理のてんこ盛りです。そば寿司、蜂の子、信州サーモン、いくちの酢の物、五平餅など。

どれも手づくりで、温かいうちに配膳されて、一品一品説明があります。外国の方には、英語で説明されています。聞こえてくる声は、wow! の連続でした。

 

メインの信州牛のほう葉焼きは、本当にごはんが進みます。群馬県人からすると甘く感じますが、こちらは、名古屋圏内ですからね。

 

お吸い物、デザートとすべておいしくいただきました。そして、とうとう、二人の西郷どんが出来上がりました。

 

妻籠宿 ふれあい館(無料休憩所)で、木曽踊り

夕食後、二人の西郷どんは木曽踊りに出かけました。

妻籠宿 ふれあい館

ふれあい館では、三味線、太鼓が披露されたあと、木曽踊りを教わりました。

太鼓につられて沢山の外国の方が集まりました。

 

係りの方が、where are you from? と聞いていきます。

イタリア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、スペイン、wow!  世界中からの旅行者でびっくりです。

家族連れの方や若いカップル、年配のご夫婦いろいろです。

 

踊りを教わって、すぐ本番です。20人くらいが、円になって踊ります。踊りだけと思っていたら、係りの方全員が、歌い手さんでした。

踊りながら、順番に歌を回していきます。歌がとても素晴らしかったです。木曽の御嶽山~~~声を遠くに響かせるようにやさしく、大人しく歌います。

 

踊りは、しゃがんだりすることもなく手で踊れます。足さばきは、タイミングがわからなかったですが、老若男女踊れる、能のような踊りと感じました。

外国の方も最初の10分はぎこちない感じでした。次の10分はとても上手でした。

外国の小学生の男の子は、最初は歩いているだけでしたが、2回目は楽しくなったようで、手のふりをつけて踊れるようになっていました。

外国の方もとてもまじめな方が多いいと感じました。

 

木曽節を聞くだけでも癒されます。群馬県人が、隣の長野に行くだけで、こんな体験ができるなんて思ってもみませんでした。

ちなみに、群馬県は八木節とだんべえ踊りで威勢がいいです。だんべえ踊りはサンババージョンまであります。

 

妻籠宿の通りを見上げると、星がきれいです。

大きい空では、ありませんが宿の通りを見上げると星がすぐ近くで、瞬いているように感じます。

この星は、江戸も今も変わらないんだろうな。空が低くて、すぐそこに宇宙があるようです。

日本一星がきれいな阿智村はごく近くです

 

藤乙旅館 朝食

朝食時には、二人の西郷どんが写っている写真が、鶴のスタンドで、飾られていました。wow! 

藤乙旅館

海外の方のリアクションはすごいです。ケラケラ笑って、Thank you!とても、いい思い出になります。ありがとうございます。

 

妻籠宿 藤乙

こちらが、朝食です。

朝の散歩で、2㎞も歩いたため、また、残さずいただいてしまいました。

朝は、涼しくて気持ちよかった~~。スタッフさんも、散歩はどうでしたか?よく眠れましたか?と気軽に声をかけてくれます。

 

宿泊代は?

一泊2食付 10800円から12960円です。(税込)

部屋の広さによって料金が変わります。二間続きの部屋もあります。

 

藤乙旅館 アクセス

まとめ

夕食時には、ご主人が挨拶に来てくれました。

こちらのご主人は、英語、イタリア語、スペイン語が話せるというのは、有名な話です。スペイン語はなんと60歳になってから、独学で勉強したそうです。

覚えて使うの繰り返しだそうです。また、それぞれに似たような言葉があるので、全部覚えなくてもよいそうです。使う環境があるということが一番の励みのようですね。

藤乙さんは、外国の方の予約でいっぱいになるのが有名のようです。木曽踊りの係りの方が、私たちの浴衣を見て、「藤乙さんの浴衣じゃない。」よく泊まれましたね。

はたまた、翌日行った、脇本陣のガイドさんにも、「よく予約が取れましたね」と言われました。

予約は、コージさん任せでした。7月中旬に電話をして空いている8月上旬を予約しました。それに合わせて休みを取ったということです。

1週間前には、確認の電話があります。

早めの予約と、キャンセルが出て泊まれたという場合もありますね。

外国の方ばかりと言っても、当日も3組の日本人がいましたので、特別心配することはないと思います。

 

江戸の風情と木曽の自然、郷土料理も楽しめる。それに外国人観光客とのふれあいも楽しめたとても貴重な体験でした。

日本の古きを訪ねたい外国の方に、町ぐるみでおもてなしをしていてとても素晴らしいです。

最後まで、お読みくださりありがとうございます。

 

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