金鑚神社(かなさな)と御嶽山のハイキングコースをご紹介(2)
こんにちは! Rikoです。
金鑚神社(かなさなじんじゃ)の奥宮がある御嶽山(みたけやま)のハイキングコースをご紹介します。
こちらのハイキングコースは、鏡岩、御嶽山343m(山城跡)と展望台(奥宮)弁慶穴などを一周60分程で回ることができます。
岩山展望では、お天気が良ければ360度のパノラマです。山城好きな方も楽しめると思います。
金鑚神社 御嶽山(みたけやま)のハイキングコース
上記のイラストの丸いところを一周するコースです。
金鑚神社 イラストマップ
御朱印をいただく方は、参拝の後に社務所まで戻り、御朱印を頂き、登山口に行くことをおススメします。イラストマップのご由緒が頂けます。見所や全体が把握できて安心です。
金鑚神社 御嶽山(みたけやま)登山口
登山口はこちらです。拝殿を左へ進みます。
MAPを見るといろんなコースがあるようですね。今回のコースは、黄色い矢印の金鑚コースです。
拝殿奥の登山道より、ヤマトタケルの像を右へ、鏡岩、広場、奥宮、弁慶穴、岩山展望、御嶽城跡、反対方向へ下り1周するコースです。
ヤマトタケルの石像で、このような分岐があります。
右へ行くと階段を登り300mで鏡岩へ。
左に行くと鏡岩よりも上にでます。鏡岩は、下りながら見ることができます。
左に行く時は、途中の看板を見て御嶽山方面(右)へ曲がって下さいね。
どちらも、見晴台、御嶽山山頂に行けます。
今回は鏡岩側(右)から登りました。こちらでご紹介します。
金鑚神社 みたけやま 鏡岩
ふわふわした階段で、歩きやすかったですが、いきなり階段なので体が慣れるまで大変です。へとへとでした。
鏡石は、高さ4m 幅9m 予想以上に大きかったです。
一億年前に関東平野と山地の境にある八王子構造線ができた時の岩断層です。
断層の方向が分かることや、地殻変動で盛り上がってきたもので、地質学上貴重なものです。特別天然記念物となっています。
鏡岩は、御嶽山の中腹にあるので、御嶽城がある時には、敵の目標になることから、松明でいぶしたので赤褐色になった伝説があります。
高崎城(群馬県)が落城したときは火災の炎が映ったとも伝えられていると、説明にあります。
高崎城?遠くない?
と思いましたが、岩山展望からの景色を見ると高崎市役所が見えます。昔はそれほど、木も高くなく、建物もありません。情報は、山の上から眺めることと思います。
高崎城落城の時は、さぞかし、高崎方面の空が赤くなり、鏡岩が照らされたようになったと思われますね。
そして、突き当りに出ます。
右は御嶽山山頂。左は展望台(奥宮)の広場です。左に行き展望台の広場で休憩です。
金鑚神社 御嶽山(みたけやま)展望台・奥宮・弁慶穴
こちらが展望台(見晴台)広場です。広場の右に東屋があります。休憩ができます。
奥の方に、お宮があり参拝、こちらが奥宮なのか?
岩山展望の方が奥宮なのか?わかりませんが、、、どちらもかもしれません。
広場を左奥に進むと、弁慶穴と岩山展望という看板があります。
弁慶穴方面の岩を進みます。上を見上げると弁慶穴がありました。少し高いところにあるので、登ってはみませんでしたが、何人かが入れる感じです。修験道の行者場を忍ばせます。看板のところに戻ります。
次は、岩山展望の看板方面へ進みます。このような岩を登ります。
奥宮の裏手に登り口があります。狭い岩場が10メートル程あり、最後は3メートル程の急な岩場です。
すると、岩峰を3m程上ったところに奥宮があり、神川町を一望できます。また、天気のいい日には、360度のパノラマです。
工場や太陽光発電がいっぱいです。逆側は、奥深い山で、ゴルフ場のようなところも見えます。景色はとてもいいです。
群馬県庁、高崎市役所も見えます。山城になるわけですね。
93㎞離れた筑波山も見えます。
こちらの岩山展望は見逃してしまう方が多いようです。急な岩峰を3m程登らなければなりませんが、ぜひお見逃しなく!
若い方なら大丈夫ですが、私は手をついて登って後ろ向きで下りてきました。ゆっくり上り下りしましょう。
金鑚神社 御嶽山 山頂へ
展望台の広場から御嶽山へ。この頃には、体が慣れて楽になっています。
山頂への看板を見てさらに200m登ります。この先、男坂、女坂の看板があります。今回は、男坂で登りました。
このようなロープになります。これを3mくらい登ると頂上です。
このようなゴム手をリックサックに入れておくと便利です。
素手よりも手のグリップが効くので足が安定します。岩場では手をつくこともできます。
御嶽山山頂343mに着きました。こちらは周りの木が茂っているので、あまり展望はよくありません。木々の隙間から、覗く程度です。
こちらは、御嶽城本郭跡(みたけじょうほんくるわあと)です。戦国時代、御嶽城(みたけじょう)という山城でした。
武蔵野国と上野国の境に位置し、軍事的に重要な場所でした。一説によると、多宝塔をつくった、阿保氏の山城でしたが、小田原の北条氏に攻略されたと伝わります。
御嶽城は、寄居町の鉢形城の出城で、敵対するお城は、藤岡市の(群馬)平井城です。こちらは、上杉氏が治めていた時期もあり、上杉氏に攻略され、その後に、北条氏に攻略され、上野国から武田氏が侵入と、上杉氏、北条氏、武田氏の力が交わるとても戦が多かった場所です。
帰りは、またロープをつたい下ります。
展望台の広場手前で、右に曲がると一周できる道の帰り道になります。
階段を下り、湿地を左に下るとヤマトタケルの石像に出ることができます。
展望台の広場側からは、こちらに下ります。
湿地を左に下るとヤマトタケルの石像に出ることができます。
5月ですが、こちらは日向の為、草が少しありました。
雨で、足元がぬかるかも知れませんので、足元を見てコースを決めてよいと思います。
二ノ宮 金鑚神社 アクセス
まとめ
休憩をとっても1時間半くらいで、1周できます。若い人ならば軽く行ってこられますね。リックサックに飲料水、タオル、手袋 運動靴がいいです。
その後に、白寿の湯、ヤマキ醸造に寄り自宅に帰り4時でした。
本日の歩いた距離 アプリ ヘルスケアで確認してみました。
ウォーキングの距離 5.1キロ
歩数 7370歩
上った階数 55階
距離的には、それほどではありませんが、階数が今までで最高でした。
アラカンさんは、無茶が、効かなくなっています。あれもこれもできませんので、これだけは見るというポイントを絞りましょう。あとは森林浴とリラックス、適度な運動になればOKです。
こちらのハイキングコースはおススメです。
最後まで、お読みくださりありがとうございます。