金鑚神社(かなさな)と御嶽山のハイキングコースをご紹介(1)
こんにちは! Rikoです。
先日、埼玉県神川町へ行ってきました。
金鑚神社(かなさな)参拝、御獄山(みたけやま)へハイキング、そして、おふろcafe白寿の湯でランチ、お風呂、ヤマキ醸造で味噌ソフトクリームを食べて、生醤油と玄米味噌を購入というコースでした。
まずは、金鑚神社(かなさな)をご紹介します。こちらの神社は、本殿を持たず、山そのものをご神体とする古社です。
本殿がない神社は、長野の諏訪大社、奈良の大神神社と全国でも数か所のみで、現代では、稀な自然崇拝を継承する古式ゆかしいお宮です。
金鑚神社 駐車場は?
前橋より、藤岡を抜けて1時間程で到着、国道462号線沿いに大鳥居があり、大鳥居を車でくぐり、また、二の鳥居の左側を通り過ぎて、左に駐車場がありました。
また、さらに上へ行くとトイレがありそこにも駐車場があります。
金鑚神社
金鑚神社は、武蔵国二宮であった由緒正しき神社です。三の鳥居まで続くおよそ2万坪という広大な境内です。
西暦100年頃 日本武尊が、関東に見えた際、身に着けていた火をつける道具を御室ヶ獄(ミムロガタケ)に収めたことを始まりとしています。
ご祭神は、天照大神、素戔嗚尊、日本武尊の三柱です。これを聞いただけで、素晴らしいですね!びっくりですね。こんな身近にこのような神社があるとは、知りませんでした。
源氏のほか、坂上田村麻呂が夷族の征伐を祈願するなど多くの武将の信仰を集めてきました。
金鑚の由来は、砂鉄を意味する金砂(かなすな)が語源で、神流川周辺では、刀などの原料となる良好な砂鉄が得られたことが由来と考えられています。
多宝塔 国の重要文化財
参道の右、坂の上にあります。国の重要文化財に指定されています。
1534年、室町時代に建立。阿保郷丹荘の豪族である、阿保弾生全隆(あぼだんじょうぜんりゅう)が、子孫繁栄を願い奉納した建物です。
真柱に墨の書銘があり、建立年代が明確な埼玉県下有数の古建築です。高さ14m、こけら葺きの屋根、総朱塗り。見上げると、組み物がすばらしいです。
およそ、500年前の阿保氏の勢力を忍ばせる建物です。
こちらが社務所です。こちらを右に見てさらに進むと朱色の橋が見えます。
義家橋・御神木・神楽殿
義家橋
こちらの朱色の橋が義家橋です。
源義家が、東北地方へ行く時、戦勝祈願に訪れた際にかけられた橋で、義家にちなんで義家橋とされました。
御神木
旗懸銀杏(はたかけいちょう)
樹齢550年
源義家が参拝の折に、銀杏を奉納し、旗をかけて敵が降伏することをお祈りしたと言われています。
神楽殿
鳥居をくぐり、正面が神楽殿です。正月などの行事に際に、金鑚神楽が披露される舞台です。
金鑚神社 拝殿
拝殿の裏は、中門のみで本殿はありません。拝殿には、参拝の時の鈴がありません。神社の古さを思わせます。
静けさの中に、時代の移り変わりをすべて飲み込んできたような強さを感じます。
拝殿の奥にある霊山御室ヶ獄(ミムロガタケ)一帯をご神体としています。
金鑚神社 御朱印
御朱印は参道途中にある社務所で拝受することができます。
御朱印については、このような張り紙がありました。(R5年5月現在)
御朱印は午前9時から午後4時までです。
新型コロナ対策で紙書となります。
奉納金500円
御朱印帳1500円
御朱印をもらうと、イラストマップのご由緒が頂けます。神社全体を把握することができます。
ハイキングにいく方で、御朱印を頂く方は、参拝をし、社務所に戻り、御朱印をいただいてから、イラストマップで、見所ポイントをチェックして登りましょう。
私は、御朱印を最後にいただきましたが、ハイキングの前がいいかと思います。
御獄山(みたけやま)ハイキングコース
こちらの看板は、トイレの自動販売機の上にある看板です。初めてなので、写真に撮りました。
御室ヶ獄の神体山は、禁足の霊山ですが、御獄山は、ハイキングすることができます。奥宮まで行けない方は、登山道入り口左側に遥拝所があります。
拝殿の左奥からハイキングコースがあり、鏡岩、展望台(奥宮)、弁慶穴、ちょっと登って御嶽山343mへ周遊できるようになっています。
続いて、御嶽山ハイキングコース(1周60分程)をご紹介します。